郵政民営化により、郵便関連事業に変化が訪れます。郵政改革は私たちに何をもたらしてくれるのでしょうか。
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郵便局には種類があることを知っていますか。
郵便局には普通郵便局、特定郵便局、簡易郵便局の3つの種類があります。
この中で一番異色なものが特定郵便局です。
特定郵便局の制度は明治時代に取り入れられた制度で、民間の建物などを郵便局として活用するために生み出された制度です。
郵便を全国に広げる役割を果たしましたが、大きな利権を残してしまいました。
特定郵便局長は郵便局として自宅などの建物を提供する代わり、自動的に国家国務院の資格を得ることができて、その権利が子供から孫へとどんどん世襲されていくのです。
(ちなみに国家公務員の合格率は10%に対して、特定局だと90%以上の確率で合格できるのだそうです。)
給料も一般の郵便局員よりもはるかに高いというこれ以上無い待遇です。
この既得権が消えるのを恐れて、民営化には猛反対。
実質的に政治力を発揮するのは特定郵便局長OBでつくる「大樹の会」であったそうです。
いかに無駄なコスト(税金)を使っていたかが分かります。
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